2007年12月25日

Saint Nicola  サン・ニコラ

%A5%B7%A5%A7%A1%BC%A5%F3%8E%CC%8E%DE%8E%D9%A5%F3%B5%DC%C5%C2%A3%B2.JPG
La Nuit de Noel

クリスマスイヴの夜、友人のアパルトマンに招かれた。テュイルリー公園に面した建物の門をくぐる。やや螺旋状の階段は寄木細工のような装飾だけど歩くたびにギシギシと鳴る。静かだ・・・。他の家庭でもクリスマスのディナーをしてるはずなのに?・・・4階にある見慣れた扉をノックするとサッとドアが開き、友人達が笑顔で招きいれてくれた。レモンイエローのカクテルを貰って暖炉の近くに落ち着く・・・やはりスーツで来て良かった・・・なんて考えていると、「テーブルに」の呼び声が掛かった。田舎風のパテにはじまりフォアグラ、17世紀の料理本を見ながら作ったという卵の料理、帆立貝のグラタンがテーブルに運ばれてくる。調子の良い鍛冶屋のようにワインと料理を交互に口に運んでいたので食事が終わるやコーヒーやシガーも遠慮して暖炉脇のソファーに退避・・・ミサに行くのは無理そうだなと思いつつぼんやりと熾き火に見とれていた。

「静けさ」フランスで初めて迎えたクリスマスの印象は静寂だった。何だか除夜の鐘の順番を待つような、少し厳かな気分に浸ったような記憶です。

皆さんのクリスマスは如何ですか?今宵、愛する人たちと迎えることができましたか?美味しい食事を大切な人と分かち合う事は僕にとっても何より大事なことの一つです。一緒にいるだけで自然に微笑んでしまうような・・・そんなひとと一緒に過ごすことができたならどんなにいいでしょうね・・・・それこそがサン・ニコラからの贈りものでしょうか。
できるなら、蝋燭の灯と香りに包まれて・・・・・ん?

2007年12月23日

スモーク ベーコン

%A5%B9%A5%E2%A1%BC%A5%AF%A5%D9%A1%BC%A5%B3%A5%F3%A3%B2.JPG
「スモーク ベーコン」

このベーコン、この冬のおすすめです。静岡県産の豚肉を使い繰り返しスモークしています。スモークを繰り返すことで旨味が凝縮してスモーク香にも穏やかな深みが増して行きます。反対にお肉は小さくなって行くので普通のベーコンの3分の2から半分程まで小さくなってしまいます。歩留まりが悪いのであまり作られませんが、美味しいベーコンが欲しくて作ってしまいました。このベーコンをスライスしてチーズやお野菜とともにサンドウィッチをつくります。一口でとてもしあわせ〜な気持ちになりますよ。サイズが小さいのでついついつまんで無くなってしまう事も・・・・お店では根菜のポトフにも使っています。そのままでも「トレ・トレ・ボン!」なのですがパスタやシチュー、煮込み料理がほんとに美味しくなるんです。是非一度お試しくださいませ。

2007年12月11日

Gratin グラタン

DSCN2688.JPG

こんにちは
今回は定番メニューのグラタンです。
お店では主にこのシーフードグラタンを出しています。夏の冷房の効いた部屋で食すこの料理もなんとも古代ローマ人風で良いですが・・・やっぱり「さぶぅ〜・・・」などとぶつぶつ言いながら部屋に帰ってきて、ふうふう食べるのが好きです。で大抵口の中をやけどしてしまい翌日は口腔内の薄皮が気になったりするわけで・・・・(なんてのはセッカチな自分だけです・・・・)
グラタン料理の種類はそれこそ食材の数ほどあるのですが、好きなのはドーフィノアと呼ばれるじゃが芋を使ったシンプルなもの。ドーフィーヌ地方の料理ですが、 じゃが芋や根菜を適当にカットしてミルクで煮て、ホワイトソースとチーズをかけて焼くだけ・・・あればシブレットを散らしたりして(クリームとグリーンの色合いも優しくてホッとするんですね)・・・簡素だけどじゃがいもの美味しさを味わえる、この時期おすすめのメニューです。
それにしてもオコゲって味噌でもチーズでも美味しいですよね・・・チーズフォンデュの時、最後にできるオコゲのことを ”TRESOR” (トレゾー・宝物)と呼ぶ地方もあるようです。味わい深いのはお釜のお友達 ??? だけじゃないようです。

2007年12月10日

「 ポ・ト・フ・ Pot- au- feu 」

DSCN2693.JPG


と、言う訳で早速メニューのご紹介です。
「ポトフ」、なんとも可愛らしい呼び名の料理だなといつも思ってしまうのですが・・・・「ぽとふ」ひらがなだと更にkawaiiです。”Pot-au-feu” 直訳すると「火に掛けた鍋」とかなって・・・調理法そのものです・・・(陶製の深鍋を暖炉の熾火に掛けてる感じでしょうか・・・何かいいですね、やったことないですが・・・) この「ポ・ト・フ」って発音するときの唇の形が妙に可愛いんです。(私の唇じゃあないです・・・)例えば、アツアツのスープをフゥフゥするときの形、そのままの発音なんですね・・・音と名称の一体感が素敵だなと思うわけです・・・で料理そのものよりも結構この部分に惹かれているんだと気付いた次第で・・・(変かな・・・?)

このポトフ、フランスでは牛肉とたまねぎ、人参、ポロ葱、カブなどを塊のままたっぷりの水で煮込んだ家庭料理で、ちなみに「家に引きこもりがちな・・・」って表現にも使ったりするようです。POT(ポッ)だけだと「幸運」とか「チャンス」で使ったりします。
オーバンマリー版では静岡産の鶏もも肉と静岡産豚肉のスモークベーコン、富士宮のよしもと農場さんのじゃが芋、じまん市の玉葱、人参、セロリ、キャベツ、コカブ,太葱が入っています。
それにしても「ガリレオ」の久米ひろしにはびっくりしたなぁ・・・最後にすごい人連れてきちゃった

Le long silence ・・・おわび

こんにちは
オーバンマリーの長嶋です。
原因不明のシステムダウンの為、ブログ休止状態が永らく続きましたがようやく再開することができました。(原因は解明されました・・・???難しくて説明できませんが・・・)

この場を借りて皆様にお詫び申し上げます。

8月の香港レポートの最初でこのような事態と相成り、以後ひたすらブレイク・ダウンし続けていましたが地球の軌道だけは確実に進み、乾ききった瞳とカサカサの掌でキーボードを叩く今日この頃・・・皆様におかれましてはお変わりありませんか?
お陰さまでオーバンマリーでも幾つかの新商品を出すことができました。また、お歳暮時期ということもあり日々が慌しく過ぎております。新しいメニューも追ってご紹介させていただく予定です。
今後共、どうぞよろしくおねがいいたします。

最近の記事

Profile

デリカ・オーバンマリー(お母さんのお鍋)は静岡市にあるお弁当とお惣菜・デリカのお店です。お肉お魚とたっぷりのお野菜や穀物をバランス良くおいしく召し上がっていただくためのメニュー作りをしています。

オーバンマリーウェブサイト
http://www.au-bain-marie.jp/