2008年02月26日
おいしい土
富士宮のよしもと農場さんの畑に、先日人参掘りのお手伝いに行ってきました。
昨年の夏に頂いた人参ジュース、その美味しさに感動して、人参が一番あまくなるこの時期にジュース用の人参の収穫作業をほんの少しだけ手伝いに・・・
途中、富士川楽座の売り場「まる得市場・するがの幸」に立ち寄りご挨拶する。店長さん始めスタッフの方たちの優しさにはいつもホッとします。いつお邪魔しても、毎回、美味しいもの、新しい趣向の商品や面白い発見があって愉しい売り場です。
電話で教えていただいた辺りに行くと吉本さんが県道まで出迎えに来てくださっていた。
よしもとさんの畑はいくつかあって、今回の畑ははじめて見せていただく。いつものように丁寧に育てている野菜を説明しながら畑を案内してくださった・・・
オーバーパンツとヤッケを羽織り手袋を付けて作業開始。あらかじめ抜いてあった人参の続きから慣れないながらも抜いていく、土はとても軟らかでふかふかしている・・・だから人参もおもしろいようにスムーズに抜ける。大きさはまちまちだけど、教えていただいたように残さず全部抜いていく・・・
暫くすると腰が痛み出した、それまでしゃがんで抜いていたのだが、四つんばいになってみたら楽になった、何だか土と戯れてるみたいな感じ・・・でも地面が近くなると土の質感やそのやわらかな香りがよくわかる。少し雪がちらついていて外気は冷たいけれど、土の上はふかふかで温か。人参や近くにある大根のように首まで埋まったらきっと暖っかそうだな・・・などと思いながら蟹のように四つんばいで横移動しながら抜いていく。
セキレイがやってきて掘り起こされた土の中に餌をみつけて啄ばんでいる。こんな土地に住むと虫やミミズだってきっと美味しくなるんだろうな・・・こちらがじっとしているとだんだんと近寄ってくる・・・食べて飲み込む音が聞こえるほど近づいても逃げようとせずに夢中で食んでる・・・そのうちに「ちょっと、そこ、どいてくれない?」みたいに見上げてくる・・・ゆっくり後ずさりしながら、暫し小鳥と会話していたというアッシジの聖人気分を味わう・・・
畑の横には小川くらいの水路があって富士山からの伏流水だろう、豊かに厚く流れている。
知らないうちに日が暮れかかり、作業を終えた。
水路の水で手に付いた粒子の細かい土を洗い流す、ジンクリアーな水は、流石に身を切るほどに冷たい・・・野菜たっぷりの熱いお味噌汁が恋しくなった・・・
吉本さんには気を使っていただき申し訳なかったけれど、心にも身体にも気持ちの良い一日でした。
初夏にはえんどう豆の収穫のお手伝いにまたお邪魔させていただこうと思っています。
それから、頂いた自家製のお味噌、とっても美味しいですよ。
本当に、ありがとうございました。
よしもと農場さんの人参ジュースができあがりました。
- 22:29
- in L'ecume des jours 日々の泡
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